口腔外科|平岡歯科医院|千種区猫洞「本山駅」の一般・小児・矯正歯科・口腔外科

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口腔外科

口腔外科|平岡歯科医院|千種区猫洞「本山駅」の一般・小児・矯正歯科・口腔外科

口腔外科

口腔(こうくう:口のなか)、顎(がく:あご)、顔面ならびにその隣接組織に現れる先天性および後天性の病気を扱う診療科です。この領域には歯が原因となるものかや、癌までさまざまな病気があります。
その他にも、交通事故やスポーツなどの外傷などの外科的疾患のほかにも、口腔粘膜疾患、神経性疾患などの内科的疾患も含まれます。

口腔外科処置では麻酔を使用したり、出血を伴う処置が多くあります。そのため、全身状態や服薬状況の確認をしっかり行います。さらに、血圧測定や血中酸素飽和濃度を測定するなど全身状態の管理の下で口腔外科処置を行います。
また、全身的な病気やお薬を飲んでいる影響で、血が止まりにくい場合や感染しやすい場合などもあります。
積極的にかかりつけ医や総合病院と連携し、必要に応じて紹介も行っております。

血中酸素・血圧測定器
血中酸素・血圧測定器

抜歯

虫歯や歯周病などが進行して、歯の保存が不可能になった場合に行う医療行為です。歯を残すことができるよう心がけて診療を行っていますが、残念ながら抜歯を必要とする症例はあります。
また、歯の矯正や他の病気の治療のために抜歯を行うこともあります。
親知らずの抜歯を入院して行う場合や、全身状態の影響で当医院における抜歯が難しい場合などは口腔外科へ紹介も行っています。

顎関節症

1:顎関節症とは

顎(あご)は複雑な形及び機能をもっています。ここには筋肉と関節と神経があり、下の顎をささえています。
食事をしたり、話をするとお口と一緒に動いています。
この顎の関節やその周囲が何かの原因で痛みや動きにくくなるのが顎関節症です。

2:原因

睡眠中の歯ぎしりや日中及び睡眠中の強い食いしばり、噛み合わせの問題、強いストレスにより筋肉が緊張しているなど様々な原因が重なっていることが多くあります。

3:治療

治療としては、噛み合わせを治すことが一番重要です。
例えばナイトガードをいれて、上下の噛み合わせが均等に接するようにします。そうすると顎の関節頭が正しい位置に戻り、筋肉の緊張がとれ、スムーズに動かすことができるようになります。
さらに必要があれば、入れ歯やかぶせ物などを入れたりすることで、噛み合わせの関係を治療します。
当医院では、日本補綴歯科学会専門医によるかみ合わせの治療やナイトガードの治療に力を入れております。ナイトガードは院内で作製することができるので、お急ぎの場合などにも対応できます。
以下のような症状があれば、ひどくなる前に受診をしてください。

  • 顎を開け閉めする時に痛みがある
  • 口を大きく開けられなくなってきた、顎が外れた
  • 寝ている時に歯ぎしりをしている
  • 日中も食いしばっていて、顎や頭も痛い
ナイトガード
ナイトガード
吸引加圧成型器
吸引加圧成型器

インプラント

当医院では豊富な経験と実績を持つ専門医と提携し、安全性・信頼性の高いインプラント治療にも対応しています。お気軽にご相談ください。

粘膜疾患

粘膜疾患とは、口の粘膜(舌・頬・口蓋・口底・口唇・歯肉など)に、炎症(口内炎など)や腫瘍(口腔癌など)がおこる疾患です。口腔カンジダ症、白板症、口腔乾燥症などもあります。
ウイルス性疾患(ヘルパンギーナや手足口病など)では全身的な症状に加え、口腔内にも症状が出ることもあります。
当医院ではメインテナンス時に粘膜もしっかりと診察しております。必要に応じて写真撮影を行い、経過をみていきます。気になる点やご心配な点がある方は、粘膜のこともご相談ください。

外傷

歯が割れる、折れる・脱臼する、口腔内粘膜が切れる、顎や顔面の骨折などが挙げられます。
交通事故や様々な活動中の事故、生活の中での転倒や打撲など、原因は多数です。特にお子さんは歯の破折や脱臼が多く見られます。
歯を歯槽内に固定することにより、完全脱臼した歯でも助けることができます。また、脱落した歯でも、再植することにより元通りになる場合もあります。
そのためには脱落歯をできるだけ早くもとに戻すことが重要で、歯を乾燥させないように口の中に含んだり、牛乳につけたりして早めに受診してください。予約外でも急患対応いたしますので、早めにご連絡ください。

唾液腺疾患

準備中

神経性疾患

口腔の周りには三叉(さんさ)神経や顔面神経があり、口のなかの感覚や咀嚼(そしゃく)運動、また複雑な顔の表情をつくる機能をはたしています。
これらの神経に関係したさまざまな神経痛や神経麻痺が口腔や顔面に発生します。その中で特に頻度が高いのは三叉神経痛と顔面神経麻痺です。
神経性疾患も早期発見早期治療が大切になります。当医院では専門の口腔外科へ紹介もします。

1:顔面神経麻痺

額の皺(しわ)が消え、皺を寄せようとしてもできない、瞼を閉じようとすると白目の部分が見えるようになる、上瞼がたれる、口角が垂れる、口笛が吹けない、よだれが垂れるなどの症状がでます。

2:三叉神経痛

痛みは顔面や口腔の左右どちらかにみられます。三叉神経の三つの枝(眼神経、上顎神経、下顎神経)のどれが関与しているかによって痛みの部位は異なります。
突然電撃様の激しい痛みがみられることが多いです。この痛みは短い時間でおさまりますが、繰り返しおこります。また、食事、洗顔、歯磨きなどの刺激で誘発され、特定の部位への刺激が痛みの引き金となっています。

睡眠時無呼吸

1:睡眠時無呼吸とは

睡眠中に断続的に無呼吸を繰り返し、その結果、日中の眠気や頭痛、集中力の低下等種々の症状を呈する疾患です。循環器系への負担も大きいため、心血管障害や脳血管障害の危険因子にもなり、社会的にも自動車等の運転中に過度の眠気に襲われ、交通事故発生率の増大にも関与するなど問題視されています。睡眠時無呼吸の中でも何種類か分類わけがなされていますが、その中の「閉塞性睡眠時無呼吸」と呼ばれる病態の場合、歯科でも治療ができる場合があります。

2:病態・原因

睡眠時無呼吸は、睡眠時、リラックスして仰向けで寝ている状態で、下顎の筋肉(特に舌)が弛緩し、下方に沈み込むことによって気道が狭小、閉塞しやすい状況になると引き起こされます。寝ている時にいびきをよくかく人は睡眠時無呼吸になりやすいと言えます。主な原因としては、気道を閉塞しやすい肥満や顎の小さい小下顎症、扁桃が大きくなる扁桃肥大等と言われています。

3:治療

当院では、医科の病院・クリニックから閉塞時睡眠時無呼吸と診断された方に、愛知県歯科医師会認定臨床睡眠歯科医によるOA(Oral Appliance)と呼ばれる、睡眠時に下顎が沈み込まないような装置を作製し、症状を改善させる治療も行っております。歯科で睡眠時無呼吸の診断はできないため、必ず医科での診断と紹介状が必要です。装置装着後も調整が必要になってくる場合もあり、治療後の成果を確認するために紹介元の医科での経過観察も必要となり、医科歯科での連携は必須です。当院でも睡眠時無呼吸に関する病院・クリニックを紹介できますので、お気軽にご相談ください。

Oral Appliance
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